2018年2月 5日

アライメント調整の前に・・・


MERCEDES-NEW-ALIGNMENT-MACHINE.jpg

周囲のクルマ好きと会話をしていると、頻繁に話題に上がるアライメント調整の話。
正常な状態に調整すれば真っ直ぐに走り、タイヤの変磨耗も防げるというメリットや実際に調整後の車に
乗った方のやって良かったという感想をよく聞きますので関心が高い方が多いのだと思います。

他にも、モータースポーツをする際には操作性の向上の為、通常の規定値とは違うセッティングを行う場合も有ります。

例えば私のM3のフロントタイヤの場合、サーキットでのコーナリングでタイヤの外側を有効に使う為にネガティブキャンバーを強めに付け、
それにより発生する内側にタイヤが転がろうとする抵抗をトーアウトにすることで打ち消す・・・という具合のセッティングになっています。

基本的にはセオリーが有りますが、プロショップにより独自のノウハウを持っているので愛車をより良く走らせたい、
なんて方にはとても興味深いお話ですよね。


しかしアライメント調整には前準備が必要と言う事を見落としている方は意外と多いんではないかと思います。

まず一つはタイヤです。
なるべくなら新品のタイヤが望ましいです。
すり減ったタイヤは見た目が綺麗に減っていたとしてもバランスが均一かどうかの判断が出来ません。
足回りにはブッシュが付いている為、偏磨耗して接地している状態の場合、ブッシュが定位置から動いてしまっています。
つまり、すり減ったタイヤでアライメント調整するという事は、すり減ったタイヤに合わせてしまっているという事になります。

勿論ブッシュも重要です。
アライメントの調整幅はたった数ミリというかなり細かいスケールでの作業です。
ブッシュが切れていたり、ボールジョイントやハブのガタがあっては折角数値を合わせた所で効果が薄いのは想像に難くない筈・・・。

折角の安価ではない作業です。
本来の価値を求めるのならば、きっちり下準備をしておきたいところですね。





-by 54-





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