こんにちは。
昨夜の雪模様が嘘のような天気です。
今日は気温が15度まで上がるとの予報ですねが、
世間様 決算前?なのか静かです。
決算!!
弊社、個人事業主からの創業を含めますと、かれこれ12年目になります。
法人格になり、輸入工具の販売業から輸入部品の販売業にシフトしてからは
5年の歳月が経過し、法人での決算は5回経験しました。
創業時は自己資本率 0%, 借入金 100% 状態での ZERO スタートでしたので、
私自身の独断による ' センス経営 ' に頼って営んできたものですから、
実務上問題が発生した時に対処していく '後手後手'な対処療法的な経営を行ってきたのが
正直な所であります。
その資本がない状況にて、売上げがほしい、ソフト、ハード面の設備の整備もしたい、
取引も拡げたい、ネームバリューを増やし付加価値も創りたい、社員教育もしたい、
自己資本も欲しい、、、、、、。
無いこと、欲しい事尽くめの中、すべては同時に実行できない中で優先順位を決めやってきたので
ありますが、、
この頃、やっと必要最低限なハード設備、 ソフト面の設備が整ってきたと感じる事ができます。
社員のスキルも、業界の平均レベルには達してきているので売上高もついてきたのも
事実であります。
Yellow Magic 小売だけでの月商が 250万から始まり、500万、1000万、そして1500万に昨年度
に到達し、新たな目標値を目指し動いてるのでありますが、いまだ弱小企業にはまったく変わりなく、
嵐が来る前に、微風と共に吹き飛ぶレベルには変わりがありません。
しかし、5年の歳月のなかで変化はしていて、売上げの確保だけではなく、当たり前に財務諸表を
認識して経営する意識になりました。
中小企業にみられる経費への認識などは ZERO ベースから創業している者には、粗利ほど重要性
はないものと考えています。
必要最低限しか経費が出せない経営から、粗利を創ってきたのだから、それほどの無駄もないので
粗利こそが事業活動の指標あると感じています。
粗利いわゆる付加価値と認識しています。
たとえば、この付加価値の X 割を労働分配率とし、人件費と設定した場合には、適正従業員数や社
員平均給与が導かれます。
月の付加価値総額を従業員数で割れば、一人当たりの月付加価値額もわかります。
一人当たりが稼ぐ付加価値が増えれば、それだけ社員の給与の算出にも役立ちます。
また、付加価値を全従業員の総労働時間数で割れば、人事生産性(従業員一人当たりの時間によ
る生産性)もわかります。
これらを毎月はもちろん、年間で把握すれば、事業の効率性についての推移も明らかになります。
(労働基準局の指定?する労働時間、最低賃金がいかに現在の社会情勢に当てはまらないもの
かも理解できますね。)
そして、粗利を正確に出すためには、期首、期末在庫と期間中の仕入れ在庫、買い換え金、売掛金
をきちんと出さなければなりません。
そこで、初めて売上原価が算出でき、売り上げ額との差額である粗利もわかるわけです。
この当たり前のことをきちんと毎月、会計上把握するということが弱小企業には難しいわけですよね、
弊社は4年かかりました。
当たり前の事を当たり前にクリアし、粗利を把握できれば、より良い経営を目指せるのではないでしょ
うか!
ただ、財務を認識した状況にて、痛切に感じる事も多々存在します。
純資産の回転率、
売上高経常利益、
財務諸表、 いわゆる BS(バランスシート)を整える事が
すべてではないと考えられる事です。
社員の教育が整い、
個々がスキルアップする事、
会社のネームバリューが挙がり付加価値に厚みができる事、
また、取引先からの信頼度が増えネットワークに幅が拡がるこ事。
これらの無形の固定資産は一切 BS には載りません。
粗利を追求する上での最も重要な優先順位にも関わらず、ですよね!
成功する会社は いかに成功するのか!
失敗する会社は なぜ失敗したのか!
全ては人間の意思の表れであり、そこに依存しているものであると考えます。
社会の状況に影響するのは事実ではありますが、
会社が目標を持ち、社員と目標を分かち合いながら進んいくことが、
最も重要な事なのではないでしょうか!
表現を変えれば 夢、
夢こそすべて!
夢があれば意思が生まれ、目標を創り、智恵をふり絞り、動き出していける。
経営者に必要なのは 夢のかじとり、金かんじょう。
アクチャル、リザルト、簡単ではありませんが、確実に目標を達成できるように動いていきます。
あなたの夢は おおがね ですか?
By S