先週末は"Red Bull Air Race"の観戦に行ってまいりました。
Air raceとは地球上で最速のモータースポーツとも言われ、日本での開催は今回が初となります。
通過方法の決められたエアゲートやパイロンが並ぶコースを周回し、そのタイムを競います。
その最高時速はなんと370km/h、最大負荷10Gにも及び、そのスピードと過酷さから「空のF1」とも呼ばれています。
車だけでなく、エンジンの付いているものなら何でも興味のある私は日本での開催が決定した時から行く気満々でした(笑)
今回は折角の船舶免許を有効活用しよう、という事でプレジャーボート3艇連なっての海側からの観戦です。

皆さん楽しそうで何よりです。
私達は早めに到着したのですが、暫くしてからものすごい数のボートとマリンジェットが押し寄せて来ました。

思った以上に人気が有りますね。
それもそのはず、土日の合計来場者数は12万人にも上ったそうです。
・・・肝心のレース中の写真なのですが、スマホでの撮影は非常に難しい!
先ほどのメンバーほぼ全員が空に向かってスマホを構えてましたが結果は芳しくなく、
後日、唯一のデジイチの撮影者から頂いた一枚がコチラ
素晴らしい。
やはり良いツールの威力は抜群ですね。
撮影は苦戦したものの、肉眼での観戦は見応えのあるものでした。
300km/h以上で動いてる機体の向きが一瞬で変わり、いとも簡単そうにパイロンの間をスイスイと潜り抜けて行きます。
これでも搭乗者の安全の為2014年より最大重力制限が12Gから10Gとなっていますので、本来はもっと鋭い飛行が可能なのでしょう。
エアレースでアジア人初のパイロットである室屋義秀選手もレース半ばで今回のレコードタイムをマークするも、続く決勝で重力制限の10Gを越えてしまい失格となり、結果は8位となっています。
その後も食事や観戦で盛り上がるっていると、あっという間に16:00過ぎ、全てのフライトが終わったとのアナウンスが聞こえてきました。
こんなに一日が短く感じるのも久しい感覚です。
・・・室屋選手の活躍や、今回の日本での開催で更に認知度が広まり、再び日本での開催があることを願っています。
-by 54-