先日、ミッションブローからのリベンジと称しまして、ジムカーナの競技会へ参加してきました。
ジムカーナとは路面に任意に設定されたコースを車両が1台ずつ走行し、タイムを競うモータースポーツです。
広場や広い駐車場を閉鎖し、そこにパイロンを並べてコースを作り、競技を行うという形が殆どです。
今回は珍しく、筑波サーキットコース1000を使用するコースジムカーナでした。
通常は1周1分前後のコースを2回走行して、速い方のタイムで順位を競います。
ジムカーナの魅力は、普段使用しているクルマがそのままの状態で走ることの出来る手軽さと、360度ターンや
パイロンスラロームがコースに絡む為スピードレンジが低く、比較的安全に楽しく技術を習得できる点でしょう。
モータースポーツは他のスポーツと異なり、どうしてもコストが掛かってしまうので、
導入に関しては最もリーズナブルで身近なモータースポーツではないでしょうか。
ちなみに私はジムカーナの競技会には初参戦の為、フレッシュマンクラスに参加しました。
まずは現地に到着したら荷物を降ろし、ゼッケンを貼るなどの走行準備です。
この日は100台を超える大盛況だったそうです。
来年の全日本ジムカーナ選手権に本コースが使用される為、練習に来た選手も多い様ですね。
準備が済んだらコースがオープンしましたので慣熟歩行を行います。
慣熟歩行とは、実際に車で競技走行する前にコース内を自分の足で歩いてコースやライン取りを
確認する為に行うものです。
これはジムカーナには必ずあるもので、ここで走りのイメージを頭の中で組み立てていく、
実際の走行を除けば一番重要なポイントです。
タイムアタックが主である私はサーキット内を歩いて回ったり、コースを逆走のレイアウトで
走る事が全く無いのでとても珍しい経験をさせて頂きました。
そして、いざ実走です。
実は今回練習走行時に発覚したのですが、サイドブレーキの効きが悪くリアタイヤをロックに持ち込む事ができませんでした。
リアタイヤをロックできないと意図的にスライドさせてパイロンを小さく回る事が出来なくなる為、一気に不利な状況に陥ります。
どれだけ影響力が大きいかと言うと、コースをどれだけ攻め込んでも、パイロンターン1回のミスで
あっという間に逆転されてしまう程。
その後、2本目は愛車の持ち味を活かしてコース区間はめいいっぱいのペースで走りましたが、
苦肉の策のアクセルターンではロスが大きく、一度クラス3位まで浮上したものの、最終的には
僅差で捲られてしまい、4位入賞に留まりました。
片付けが終わるとあっという間に夕方です。
自身の課題や悔しいトラブルは有りましたが、得るものも大きかったと思います。
また、連続走行をしない為、油温水温の心配も無く走ることが出来ました。
通常のサーキット走行なら3,4週で油温、水温が振り切れていた所でしょう(笑
因みに冬場は十数分と平気で走ることが出来るので、どれだけ夏の暑さが恐ろしいかを身を以って知りました。
勿論サーキットだけではなく一般道でも過酷なことには変わりは無いので、しっかりと愛車はケアしてあげたい所です。
本日よりfebi oil / LLCキャンペーンがスタートしていますので、シルバーウィーク前のリフレッシュには最適なタイミングでは無いでしょうか。
- by 54-