10月28日より一般公開が始まり、本日迄開催されている東京モーターショー2017を見学してきました。
来場者数は把握していませんが、相変わらずヒトの密度は高く感じます。
人気の有る車両だとしっかりと見ることが出来ない事も多々あり、もう少しキャパの大きい会場で
開催して頂ければより楽しいものになるのではないかと思います。
・・・勿論その様なネガティブな事ばかりではありません。
今回見てきた中で興味を惹かれるものが多数ありましたので一部ご紹介していきます。
まずは定番の・・・
このショット(笑。
安定のSTABILUSです。
バックドアが開いていた車は色々確認しましたが、相変わらず国産、欧州車問わずかなりの採用率でした。
次に個人的に一番期待の持てるBMWブース。
メインの見所はコンセプトカーの二台
Z4コンセプトと・・・
そして2018年に市販が実現となれば20年ぶりの復活となる8シリーズです。
どちらもストレートに格好が良いデザインですね。
Z4は共有のプラットフォームを持つとされる次期スープラとの差の付け方と"M"モデルの存在が、
8シリーズは大型クーペのフラッグシップモデルとしてそれに見合うスペック、
装備の内容が今から楽しみで仕方有りません。
お次は我等がメルセデスブース
こちらはフランクフルトモーターショー2017でお披露目となった2台のコンセプトをメインに
スマートやAMGモデルを含め20台の展示というかなりの大所帯。
ブースも他に比べ広く余裕があった様に感じました。
こちらはその内の一台であるコンセプトEQAです。
2個のモーターを使用しスポーツカー並みの動力性能と高容量のリチウムイオンバッテリーにより、
400kmの航続距離を実現するとの事です。
現在目下の課題であるEVカーの航続距離ですが、これだけ走れれば安心して従来どうりの使い方が出来そうですね。
もう一台はAMG創立50周年を祝したスペシャルモデル。
Mercedes-AMG Project ONEです。
スーパーカーの枠を超えるハイパーカー。
その理由は隣に展示しているF1マシンに関係しています。
この車、F1マシンの心臓を移植され、更にハイブリッドシステム、そして4つのモーターから
パワーユニットは構成されていて、システム全体の最高出力はなんと約1006psと
途方も無い数字を叩き出しています。
また、外装も車体下部を見れば分かる通り、空力デバイスはまるでレーシングカーのそれです。
・・・ちなみに販売価格は3億を超えるという噂もあり、全てにおいて"ハイパー"な一台です(笑
・・・他にも全レンジ隙無しのメルセデス陣営。
好調が続いている理由を確認出来た次第でございます。
そして次はポルシェブースです。
ブースのコンセプトは
Past
まだ世界にないものを求めて。
Present
いま求められる最高の性能を。
Future
未来へつなぐ、進化と挑戦。
との事です。
911シリーズ最高峰のGT3や718ケイマンS、新型カイエンやパナメーラ・スポーツツーリスモに混じってひっそりと356スピードスターが展示されていました。
何時でもスポーツカーとしての資質を追求してきたポルシェ。
この点に関しては昔から変わらないのかも知れませんね。
・・・という訳でかなりの偏りの上、ごく一部のご紹介でしたが如何でしたでしょうか?
皆様にも気になる一台があった事であろうと思います。
私達が普段関わる欧州車の良い展望が見えた事、車離れと毎年散々言われながらも
こんなにもの方々がご来場されている事を改めて確認出来たのも個人的に収穫でした。
今回注目したクルマ達がいずれ販売され、街中を走るようになる日を期待しています:)
-by 54-