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第365回
この季節に多発 “縁の下の力持ち” 特集

今まさに窓を開放して走るのが最高の季節です！
ところが、いざ窓を開けようとしても動かない――こんな不具合1つでせっかくのドライブもトーンダウンです。
不具合の原因として多いのが、パワーウィンドを動かすウィンドレギュレーターです。
この時季のドライブに欠かせないパーツでありながら、普段は目に見えず壊れてからでは遅い隠れた弱点 “ ウィンドレギュレーター” を今回は特集します。

ウィンドレギュレーターはドア内部で動いていますが、隙間から入り込んだ砂ぼこり・雨水などが部品の不具合を引き起こします。
ウィンドレギュレーターの故障原因は何点かあり、
・ワイヤーの断線：窓ガラスが動かせなくなる
・アーム部品の破損：溶接はずれ・樹脂部品の破損で作動不良に繋がる
・潤滑不足：潤滑剤切れで動きが鈍くなり、動作全体に負担をかけてしまう
など、積もり積もった蓄積がある日突然故障という形で出てきます。

昨今の車の設計では“軽さ・静かさ・省スペース” を維持しつつも、挟み込み防止機能などの高性能化で構造上どうしても繊細なパーツとなってしまいます。
しかし、その繊細なウィンドレギュレーターも純正品だけではなくアフターパーツでも数多く流通しているので、コストを抑えつつまるで新車時の様にリフレッシュできます！

いざ遠出をすると普段の街乗り以上に、窓の開閉をするものです。空気の入れ替え以外にも、コインパーキングのチケットを取る時やドライブスルーでの受け渡しにも欠かせません。
だからこそ窓の開閉が出来ない不便なドライブを避けるためにも、壊れる前の予防整備がとっても効果的です！
もし愛車の窓の開閉に違和感を覚えるのであれば、ぜひ早めの点検をお勧めします。

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